無痛麻酔を行なっている病院

一部の最先端小児専門病院で、飲み薬で不安を取ることは行っていますが、点滴時の針の痛みを取り、手術前から手術後まで全てを無痛で行っている病院はないと思われます。大学病院では管理が複雑な理由から行われていません。また同じ理由で一般のクリニックでの使用は難しいと思われます。

無痛麻酔は、全身麻酔と同じか?

厳密には同じとは言えません。本当の意味での全身麻酔というものは、呼吸を止めて人工呼吸器の助けを借りながらの管理となりますが、無痛麻酔は呼吸を止めないことを前提としており、その意味では全身麻酔とは同じではありません。

麻酔を使用することによる身体への負担

適正な量、適正な時間内での麻酔であれば、化学の発達により副作用・合併症は全くといって良いほどありません。但し、麻酔の使用量が多くなると身体に負担はかかります。

例えば、局所麻酔では中毒量というものがあり、これを越えて薬を使用すれば、けいれん・血圧低下などのショックを引き起こします。また、全身麻酔でも6時間以上連続して麻酔を使用しますと、のどが痛くなるなどの合併症が出てくる可能性があります。

現在は、医薬品化学が発達し、より安全かつ安定した薬が多数開発されました。それにより、人体に影響なく麻酔が使用できるようになりました。

無痛麻酔は本当に痛くないのか?

患者さんによっては、合併症や手術時間と内容の関係上、麻酔の濃度を下げる事が有ります。その場合、手術途中で痛みを感じる事もあるそうです。

身体の都合上などで、無痛麻酔が受けられないということはありませんか?

食事をされた直後や、重度の呼吸器疾患にかかっている場合は、緊張感のために嘔吐したり、多量の鼻水が喉につまって息が苦しくなるなど、安全管理上の問題になり、手術に影響を与える場合もあります。その場合には手術を延期する必要がありますが、後日、無痛麻酔で手術を受ける事はできます。

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